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ほぼ日今日のダーリン やさしく・敬意のある言葉-糸井重里氏

やさしく、敬意のある言葉を使おう



我が家はでは、それは合言葉のように言っています。

きつく当たる言葉、強い言葉にあふれる世の中に麻痺しないように。

やさしく、敬意のある言葉遣いをして、気持ちの良い会話をするように心掛けること。
良い友達、良い人間関係が作りやすくなる基本だと思います。

我が子達は自然とできているようです。
とても嬉しいことです。


ふと、ある日、僕の心の支え?浄化装置のような?
ほぼ日刊イトイ新聞の糸井重里さんの毎日更新されているコラム「今日のダーリン」で、まさにそういう思いを、これまたやさしく、敬意のある表現で語られていました。

僕は噛みしめるように頷きながら何度も読み返しました。

そうなんです。
糸井重里さんの、やさしく、敬意のある言葉で、やさしく、敬意のある言葉について語られていて、これなら多くの人に伝わると思います。


ほぼ日 今日のダーリン 2020/1/14より


・「思ったことはどんどん言うべき文化」
というものがある。
おそらく、これは「民主主義」ぐらいの感じで、
考え方としての共感を呼びやすい考えなのだと思う。

「思ったことをどんどん言うべき文化」の逆は、
「思ったことをどんどん言わない文化」ということかな。
これは、共感どころか最悪だという評価になるだろう。
たぶん、「思ったことをどんどん言わない文化」が、
「できることをできなくさせてしまう」だったり、
「言いたいことも言えない空気」を醸成してしまったり、
「いつまでも古いしきたり」が残ってる状態にしたり、
「泣き寝入り」や「ヒエラルキーの固定」を
肯定してしまうことになる、と考えられてしまうだろう。

しかし、あえて冒険的にワタシは言ってみよう。
恋人なり奥様なりご主人なりを相手にして、
「思ったことはどんどん言うべき文化」に則って、
思ったことをどんどん言い合って、
結果的に幸福になった人はどれくらいいるだろうか。
おそらく、「言うんじゃなかった」と後悔している人も、
想像以上に多いのではないかと、ワタシは思っている。
企業や、団体、組織などにおいて、
強く「思ったことはどんどん言うべき文化」の人が、
思ったことをどんどん言う場面をつくりだして、
ものごとがほんとうにうまくいったことが、
どれくらいあるのだろうかと、ワタシは疑っている。

ワタシは、「思ったことをどんどん言う文化」による
一定のよい効果も認めてはいるのである。
「言う」については、「やさしくね」と言いたいのだ。
あるいは、相手や周囲に「敬意」もよろしくね、と。
「やさしく」や「敬意」がじゃまになって、
思ったことが思ったように言えなくなるとしたら、
それはそこからあらためて考えようよ、と言いたいのだ。
「俺は口が悪いからさ」だとか、
「わたしは言いたいことはハッキリ言う人だから」とか、
さっぱりした善人みたいな言い方で、
じぶんに甘くするのも、やや反則じゃないかい、と。
以上、やさしく(!)思ったことを言ってみました。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
だれかに言ってるんじゃなくて。そういう文化に言ったの。

ほぼ日刊イトイ新聞

 本当に、相手へのやさしさ、敬意というか、気持ちよく関係が作れることって大事だよなー。

ますます自分の心に刻んだ機会になりました。

今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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