子供は懐が広い
我が子を見てると思うのですが、子供って体は小さいけど、懐は広いなぁって感じます。
友達に嫌なことをされたことがあるとか、
暴力的だったり、周囲に迷惑をかけるような友達だったりしても、
良くない行動には怒ったり、抵抗したりするんだけど、
その相手の子自体や存在を否定するようなことはしないよなぁって思います。
最後は許すんですよね。
これって大人にとっては簡単じゃないなと。
大人の方が子供というか、大人の方が心が狭いっていうか。
きっと子供の頭の中は“悪い人はいない”ということが前提なんでしょうね。
大人になると、自分と考えが違うだけで、攻撃したり、追いだそうとしたりする様子を
そこら中で見ますね。ニュースでも散見します。
「そんなきれい事で行きていけるような甘いもんじゃない」って言われそうですけどね。
でも、僕たちがもともと持っていた、この人を信じる力って大切なんじゃないですかね。
人間の存在を否定しないということ。
一秒先から未来を信じている
そうは言っても注意深くなってもらわなければならない部分なんですが、
我が子を見てたりすると、
雨降ってきたら傘をささずにそのまま濡れてみたい、とか、
水たまりがあったらバシャーンと飛び込んでみたい、とか、
ご飯に牛乳かけたらどうなるんだろう、とか、
やった行為の先を心配するなんてことは微塵もなく、
ただただ好奇心だけで行動に移してますよね。
そりゃぁ、その後の予定とか、洗濯や、ご飯がもったいないとか、
考えて欲しいとは思ったりもしますが、
その素直さっていいなぁってね。
大人になると、失敗が怖かったり、恥をかきたくなかったり、
どちらかと言うと、悪い結果を予想して行動に移さない、っていうことが多くなります。
子供のような、未来を100%信じる力って強いなって思います。
現実と、それでも信じるということ
ニュースやドラマで、子供が経験したことがない犯罪が流れたりして、
それを説明することに出くわすことがあります。
ちょっと悲しいけど、これから生きてく上で、知っておいてもらわなければいけないことでもあります。
近所でも、怪しい声がけや不審者情報、自転車盗難などが毎週のようにあるような時代です。
“疑う”ということを前提に行動してもらわなければなりません。
自分自身、やっぱどこかで臆病になってしまっていることがあるし、
諦めてしまうようなことも少なくありません。
僕は幸い、目の前に“人生を信じきっている”存在がいます。
見てる側としてではなく、もう一度いっしょになって信じる力を取り戻したいと思います。
子供って、かわいいだけじゃなく、人生の先生でもありますね。感謝です。
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